フリーランスのITエンジニアが年収アップのためにやるべきこと

フリーランスに求められる営業力とは

フリーランスに転身したばかりのITエンジニアは、実績がなく年収も低めです。そこから年収をアップさせるためには営業力が不可欠です。営業力は仕事を獲得する力であると考えがちですが、顧客との信頼関係を築くことや自分をアピールすることも営業力の一部です。ITエンジニアは表へ出て人と関わる仕事が少ないことから、営業を苦手としている人が少なくないものです。フリーランスになって着実にスキルと収入をアップさせていくためには、営業力を鍛えるために努力しなければなりません。

営業力を磨く方法

どんな人でも最初は営業力などほとんどなくて当たり前です。フリーランスの営業ノウハウを学ぶなら、同じくフリーランスとして活躍している先輩との交流から学ぶのもおすすめです。勉強会やセミナー、懇親会などを活用して、同業者の人と情報交換をしましょう。人との関わりにおいては、ヒアリング力を強化することを意識してください。ITエンジニアにとって、ヒアリング力は成果物の品質に関わる重要な能力です。システムを依頼する顧客の中には、システムを使って解決すべき課題がわからない顧客も少なくありません。顧客の課題や改善したいポイントを汲み上げるためには、ヒアリング力が欠かせないのです。
ITエンジニアとしてどのようなスキルを持ち、どのような形で顧客に貢献できるのか、わかりやすく説明する力も必要です。顧客とのやり取りは文章で行われることも多いため、誤解が生じないよう文章力を強化しておくことも重要です。メールやチャットなどでなにかを伝えるときは、対面で伝えるときとは異なる意識を持たなければなりません。メールマナーが悪いと、印象をかなり悪くしてしまうおそれがあります。気になる人は以下のサイトを参考にしてください。

学習意欲と社会適応能力

フリーランスが市場価値を維持するためには、高い学習意欲を保たなければなりません。一定のスキルを持つベテランでも、市場で求められていないスキルしかなければ仕事は枯渇します。IT業界は流れがとても早いので、トレンドをキャッチするための情報収集と学習を欠かさないことが重要です。次に大切なのが、社会適応能力です。フリーランスは会社という組織の枠組みにおさまらず、自由に働き方を選べる立場です。しかし、フリーランスの持つ自由とは、社会のルールに従わなくていいという意味ではありません。顧客となり報酬を支払ってくれるのは、秩序を持つ会社組織です。企業から信頼してもらうためには、会社員以上の社会適応能力が求められることを理解しておきましょう。